恐怖体験プチツアー

  出発 進行!


   キャーッ!!



さあ


えー
もう
夏も そろそろ終わりということで
「今年は 恐怖体験やらないのかなー?」
と油断していた あなた。
その油断が さらなる恐怖を呼びますよ?


さあ
超 久しぶりの
このコーナー
やっちゃいま しょう!





宮城県の浮かれネーム「さとう りょう《表記不明》」さん からです。


《♪怖い音楽開始》

10年ほど前の話ですが、ある日、昼寝をしていたら、
急に 生暖かく湿った手に腕をつかまれて、上の方へ引っ張られました。
怖くなって、「やめてくれ!」と 心の中で叫んだら
パッと、手の感触が 消えてなくなりました。
後から聞いた話では、うちのまわりでは昔、津波で何人も亡くなっているそうです。


ううん〜  こわい〜*1


ふっ ふふふっ 〈笑〉 (笑)


まあね〜
でも やっぱ
海とかさあ 水とかって
結構 こう
事故が多かったり するじゃないですかー
…怖いですよねー?


でもー

「金縛り」って あったことが ないのでー
その 感覚っていうのが
あんま
わかんないんですけどー


だって
目とかは 動くけど
体が 動かない ってことでしょ?


怖いね〜ぇ♪


はーい
それでは 続いての体験です


東京都の浮かれネーム 「はなかめ《表記不明》」さん
22歳の男性からです。



《♪怖い音楽開始》

これは、僕が中学生の時の話です。
ある日の夏、僕は 友達と、近所でも幽霊が出ると有名だった、
とある廃屋へ肝試しに出かけたのです。
時間は既に夜中。
懐中電灯の明かりだけを頼りに、
真っ暗な廃屋の中へ 進んでいきました。
僕は ずーっと ビクビクしていました。
とにかく そこは、ホントに「出る」と噂の場所だったのです。
しばらくすると、視界の先に 何かが光ったように見えました。
一瞬ビクッとなりながら そっちへ行ってみると、
そこには 写真立てがポツンと置いてあるでは ありませんか。
もう 何年も廃墟となっているような場所。
当然 部屋は荒れ放題なのに、
何も入っていない写真立てが ポツンと置いてある。
僕は とても気になり、写真立てを手に取ってみたのです。
すると、
「オイ」
突然、誰かの声がしたのです。
僕は 友達と、目を合わせました。
友達の声ではないことは明らかでした。
背筋が凍る思いで その場に立ちつくしていると、また、
「触るな」
という、低い太い怒鳴り声が。
僕らは 写真立てを投げ捨て、一目散に その場所を後にしました。
真っ暗な廃屋。他に明かりもなく、足音も気配もなく、
他に誰かが居たとは どうしても思えません。
なら あの声は、一体…
未だにあの声、そして、写真立てのことは謎のままです。


はーい
ということでー


なんで
写真立てが 置いてあったんですかね?
大事だったん ですかねーえ…?


うわ〜ぁ?


不思議ですね
まあ
でも
肝試しとかさ
こう…
まあ
事故があった場所とかさあ、

行きたくなる気持ちは
すごく わかるんですけどもー

ついてこられちゃっても 困るのでー
まあ
むやみに
行かないように
しましょっ?


…ふふっ 〈笑〉


ねっ?


はい


ということで
続いての恐怖体験に参りましょう。


名古屋市の浮かれネーム「空飛ぶクジラ」さん からです。



《♪怖い音楽開始》

僕の家の近くに、廃校になった学校があるんです。
で、そこの廃校には、
“誰も居ない音楽室で、「かごめかごめ」を歌い切り、誰かの名前を言うと、幽霊が現れる”
という噂がありました。
ある日、僕は友達と3人で、その噂を試しに 行くことにしたんです。
夜中、僕達は 廃校の前に集まりました。
そして、順番に音楽室へ行くことにしたのです。
僕は 一番最初になってしまい、1人きり。
恐る恐る音楽室を目指しました。
月明かり以外 光の無い 真っ暗な廃校は、ただでさえ恐ろしく、
僕は さっさと済ませてしまおうと、
音楽室へ着くと、すぐ しゃがみ込み、
目をつむって「かごめかごめ」を歌ったのです。
そして、全部 歌いきり、誰かの名前を言う段になり、
僕は大好きな名前「ミキちゃん」と叫びました。
でも、特に何も起こらず、内心ほっとした瞬間、
僕の背後から、「違うよ」と ささやくような声が。
僕は、途端に恐怖に襲われ、
転げるように走って出口へと向かいました。
そして入り口で待つ友達の姿が見えてくると、少しだけ安心した気持ちになり、
「おーい」と 声をかけたのです。
すると、僕に気付いた友達は、僕を見るなり、逃げるように走り出したのです。
友達を追う僕。逃げる友達。
何がなんだかわからないまま、明るい街まで来た頃、ようやく友達に追いつきました。
息を弾ませながら、「なんで逃げるんだよ?」と問いつめる僕。
すると 友達が言ったのです。
「だって、お前の後ろから、血だらけの子供が大勢 追いかけて来たから」と。


(叫)


怖い ねー?


でも
こう
「かごめかごめ」 って こう
結構 怖いねえ、 あのー
なんですか?  …物語
っていうかー
…って言いますよね?


だってさ、
確かに! そうだよ
「後ろの正面だーれ」ってすごいよね?


おおお
スゴイねぇ
でも なんか
そういう…
なんですか? そういう歌?
「さっちゃん」の歌とかもさあ
なんか…
4番が スゴイとか
なんか
そういう 噂とか
あったり するじゃないですか。


でも なんか ねえ
すごい ですよね。
まあ…
まあ
「大勢の子供が死んだ場所」
ということはー
もしかしたら
戦争か何かの
こう…
霊… かもしれないですよね?


はぁい。
ということで、
恐怖体験プチツアーでは、
怖い体験談や、都市伝説などをお待ちしています。


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また
あなたが体験した 恐怖ストーリー
不思議な話
いっぱい送って下さい!







*1:ベタだけど「この声が一番怖い」?