14 浪漫〜MY DEAR BOY〜 (2)紛れもなくエース
前回も書いたけれど、私は、この曲、
TV出演の時に見たこともあったし、
ドキみきで流れたMP3も持っていたりしたのだけれど、
CDを手に入れたのはかなり後のことだった。
発売半年以上経ってから、近所のCDショップで初回版を見つけて思わず買ってしまったのだ。*1
そして、初めてCDを聴いてみた時、なんとなく物足りない気がした。
…そうか、この曲、実は、「ビジュアル」が重要だったんだ。
改めて、当時のTV披露の動画(これは、かなり後に手に入れた)を見てみる。
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小柄で華奢なミキティ。
でも、14人の中のセンターで踊っている姿は、
とても力強く見える。
この人は一体何に抵抗しているのだろうと思わせるような格好良さ。
これが「ロック」*2なのか。
ショートカットがやっぱり似合う。
まるで少年のようなのだけど、どこかに女の子らしさが見え隠れする
その絶妙なバランスに惹かれる。
衣装は2種類なんだね。*3
ホルターネックの黒いつなぎのようなものと、紫色のチャイナっぽい(アオザイ風?)衣装。
このチャイナ風の衣装が、すごく良く似合ってる。
目が綺麗。
いつも思う。間近で見たら、いや、TV画面でもドキっとしてしまう。
この人の、真っ直ぐな眼差し。
時々鋭い。
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「正義に 迷いは無い〜♪」
まさに藤本美貴の為の歌詞。
そういえば美貴さんが、この曲のレコーディングの時に
つんく♂さんに、「この曲はよく出来た曲だから、納得いくまで何回でも歌っていいよ」
のような事を言われたって、ラジオかな?で話していた。
つんく♂さんは、この曲を作るときに彼女をイメージしたのだろうか?
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そして、この人は「公開放送」特に「生放送」の時が一番いい。
PVなんかよりもいいんじゃないかな?
お客さんを前にすると張り切るのだろう。
しかも自分がセンターだから尚更。
何よりも、生き生きしてる。彼女。
私は懐古は嫌い*4だけど、
この時の彼女は、悲しい位にいい。
やっぱりこの人、藤本美貴を脇役にしてはいけない、と思ったりもする。
彼女は、モチベーションが鍵なんだよね。*5
それが高まった時に出てくるものは、最高!
紛れもなく、誰の疑う余地もなく、この時のこの人がエース!!
<次回に続く>